二次創作に関するガイドライン

株式会社NPIXELおよび株式会社GAMEPLEX(以下、両社を総称して「当グループ」といいます)は、当グループが運営し提供するサービス「グランサガ」(以下、「本ゲーム」といい、これに付随する諸サービスと合わせて、「ゲームサービス」といいます)において、利用者の皆様に創意的にお楽しみいただけるよう二次創作に関するガイドライン(以下、「本ガイドライン」といいます)を定めます。

第1条 目的

  1. 1.本ガイドラインは、二次創作物に関し、当グループと利用者間の権利、義務その他必要事項など基本的な事項を定めています。
  2. 2.利用者は、二次創作物を制作、利用するにあたり、本ガイドライン、ゲームサービスの利用規約、プライバシーポリシーその他の規定(以下、これらを総称して「当グループ規定」といいます)および著作権法その他の関係法令を遵守しなければなりません。

第2条 定義

  1. 1.二次創作物とは、ゲームサービスと関連し、利用者が制作した一切のコンテンツを意味します。
  2. 2.二次創作物には、利用者がゲームサービスを通じ、またはこれに関連しアップロードもしくは転送するチャットテキストを含むコミュニケーション、イメージ、サウンドなどの全ての資料および情報、その他ゲームまたはゲームサービスと関連し利用者が直接制作した文字、文書、図、イメージ(ペンアートなど)、漫画、ウェブ漫画、動画(ファンビデオ、ストリーミング映像など)、音楽、音響、音声、エフェクトまたはこれらの組み合わせで生まれた資料および情報を含みます。
    (例:ゲームキャラクター、ゲームストーリーなどゲーム内容を基盤とし利用者が作り出した図、文字、漫画、画像、映像などのコンテンツ)
  3. 3.制作者とは、二次創作物を制作し、これを利用する者を意味します。

第3条 許諾および遵守事項

  1. 1.当グループは、利用者に対し、二次創作物の制作、利用を許諾します。
    (例:二次創作物の制作、制作した二次創作物のSNSへの掲載、ゲームキャラクターのコスチュームプレイ(コスプレ)の準備およびイベントへの参加、交流目的の同人イベントへの参加、ゲームプレイの動画化、編集およびオンラインでの掲示、ゲームプレイの共有サイトへのアップロードおよび付随広告収益の創出など)
  2. 2.制作者は、二次創作物の制作および利用に伴う責任を負い、次の各号のいずれかに該当する行為を行ってはなりません。
    1. (1)法令、当グループ規定その他公序良俗に反する行為
    2. (2)第三者の著作権を含む知的財産権その他の権利を侵害する行為
    3. (3)当グループその他第三者の名誉を毀損する行為

第4条 権利帰属

  1. 1.ゲームサービスの著作権その他知的財産権を含むすべての権利は当グループに帰属し、当グループは制作者に本ガイドラインに従ってこれを利用する権限を付与します。
  2. 2.制作者が、本ガイドラインに従って制作および利用する二次創作物のうち、当グループまたは第三者に著作権その他知的財産権がある部分を除く、制作者が自ら創作した部分に限り、その制作者に著作権その他知的財産権が帰属します。

第5条 二次創作物の利用および禁止事項

  1. 1.当グループは、二次創作物について、利用期間・回数・地域・媒体その他の制限なく、無償で利用、修正、編集その他変更(複製、公演、公衆送信、展示、配布、貸与または二次的著作物の作成などあらゆる態様を含みます)することができるものとします。ただし、当グループが二次創作物を第三者に販売、貸与または譲渡する場合、事前に電話、ファックスまたは電子メールなどの方法で制作者と別途協議を行うものとします。
  2. 2.制作者は、当グループおよび当グループから権利を承継しまたは許諾を受けた第三者に対して、著作者人格権を行使しないことに同意するものとします。
  3. 3.制作者は、二次創作物を第三者が無償で利用できるようにしなければならないものとし、当グループが別途事前に書面で許諾した場合を除き、当グループを含む第三者より二次創作物の利用について、いかなる名目であっても、対価その他の報酬を要求することができません。
  4. 4.二次創作物の制作および利用と関連し、次の各号に該当する行為を禁じます。
    1. (1)商業的利潤だけを目的とした二次創作物の制作活動または商業目的での販売行為
    2. (2)本ゲームのイラストをコピー、取込みまたはトレースしたものを、当グループの事前の書面による許可なく修正または掲示する行為
    3. (3)本ゲームのイラストを利用して、フィギュアその他の立体物を制作・販売する行為
    4. (4)本ゲームのイラストを制作者ご本人が描いたと詐称または盗用する行為
    5. (5)本ゲームのストーリーの重要な展開および公開前の秘密などを公開しまたは漏洩する行為
    6. (6)二次創作物内に過度に暴力的なコンテンツ、露骨に性的なコンテンツ、反社会的なコンテンツその他不適切なコンテンツを含める行為
    7. (7)二次創作物が当グループの公式コンテンツであると誤認されるおそれのある表示をする行為
    8. (8)宗教的または政治的な思想および信条を内容とするコンテンツを制作する行為
    9. (9)ゲームサービスの運営に支障を生じさせる行為
    10. (10)法令または公序良俗に反する行為
    11. (11)その他、前各号に準じる不適切な行為
  5. 5.当グループは、制作者が本条の内容に違反する場合、二次創作物の制作および利用に対する許諾を撤回し、二次創作物の制作および利用などを禁止し、これらの中止や削除を求めることができ、また制作者はそれに応じるものとします。

第6条 当グループの権利および免責

  1. 1.当グループは、二次創作物が当グループまたは第三者の権利を侵害していると告知を受けた場合、またはその内容を認知した場合、当該二次創作物の制作者によるゲームサービスの利用、二次創作物の制作または利用を制限することができます。
  2. 2.二次創作物が第三者の権利を侵害し、第三者から当グループもしくはその役職員または他の利用者に対して請求または異議申立て等がされた場合、制作者は、自己の責任と費用負担において、これを処理・解決するものとし、これにより当グループまたはその役職員に生じた損害または費用(合理的な弁護士費用を含みます)の支出を賠償または補償するものとする。ただし、当該第三者からの請求または異議申立て等が当グループの責めに帰すべき事由による場合には、この限りではありません。
  3. 3.当グループは、二次創作物に関して制作者と第三者との間で生じた一切のトラブルまたは紛争につき、一切の責任を負いません。

第7条 準拠法および合意管轄

  1. 1.本ガイドラインは、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
  2. 2.当グループと制作者との間で二次創作物に関する紛争が発生した場合、当グループと制作者は円満な解決のために必要な協議その他の努力を尽くします。ただし、その努力にもかかわらず、訴訟となった場合には、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第8条 その他

  1. 1.二次創作物に関し、本ガイドラインで定めのない事項については、当グループ規定の定めに従うものとし、当グループ規定と本ガイドラインが矛盾抵触する場合は本ガイドラインが優先します。
  2. 2.当グループは、当グループが必要と判断する場合、本ガイドラインを変更することができます。その場合、当グループは、変更後の本ガイドラインの内容および効力発生日を、ゲームサービスもしくは当グループが運営するウェブサイトに表示し、または当グループが定める方法により利用者に通知することでお客様に周知します。変更後の本ガイドラインは、効力発生日から効力を生じるものとします。

告知日: 2021. 08. 05

効力発生日 : 2021. 08. 05